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Updated by STGM-Mino

  • 1998.7.21

     オーストラリア・コアラ基金は先頃、緊急の保護策を採らない限り、今後10〜15年の間にコアラが絶滅するおそれがある、との報告を保全生物学会に提出した。
     これによると、この200年間で欧州からの入植・開発のため生息地が80%減少、1920年代には毛皮目当てに300万匹の乱獲、1950年代以降は都市化などの影響で生息数が減ったという。今年6月の時点では全土で45000匹ほどしか生息していないと見積もられている。

  • コメント
     人間も生きる以上は環境を改変せざるを得ない部分もあるのですが、それでもある生物種を絶滅させるほど変えてしまって良いというものではありません。このような当然の事に「権利」という言葉は使いたくないのですが、一つの種を滅ぼす「権利」は何者も有していないはずです。
     この報告の通り事実コアラに絶滅の危機があるのならば、早急に手だてを考えるべきでしょう。もっともコアラはオーストラリアにとって貴重な観光資源ですから、恐らく政府レベルで対策が講じられるでしょうが。
     また、コアラのようにメジャーな生き物だからこそこうしてニュースにもなるのですが、生物学会以外の一般人には全く省みられないまま絶滅していく種があるということは、決して忘れてはいけないものです。 従って今回コアラを保護するとしても、コアラを除く他の生態に悪影響が出ないようにも考慮しなくてはなりません。結局は人間だけがちょっとガマンすれば済むことだと思うんですけどね。

  • 1998.7.22

     卵の出荷業者や流通業者らの団体で作る「鶏卵日付表示検討委員会」が、卵を生食する場合の賞味期限の表示について、21日に自主基準を決めた。
     賞味期限はサルモネラ菌の繁殖速度を基に算出され、保存温度が摂氏10℃の場合は57日、摂氏30℃の場合で13日となる。
     厚生省も8月中には卵の賞味期限表示を義務化するなどの省令改正をするとしており、じきに卵のパックに期限日付のラベルが添付されることになる。

  • コメント
     卵は重要な基本栄養素をふんだんに含んだ食品ですから、安全に食べられる基準ができるというのは喜ばしいことです。でも、賞味期限なんて気にせずとも、いつでも新鮮な食品が十分に食べられるというのが、一番いいんですけどね。

  • 1998.8.4

     3日午前、愛知県の小学校のプールの中に、学校で飼っているウサギ2匹がビニール紐でブロックにつながれ沈んでいるのを、夏休みのプール担当で出勤した教諭が見つけた。
     飼育小屋とプール出入り口の上が壊されており、警察当局では器物損壊と住居侵入の疑いで調べている。

  • コメント
     数年前に飼育小屋のウサギなどを惨殺する事件が国内で「流行った」あと、このようなことをする「人種」は絶滅したと思っていたのですが、実はまだいたのですね。同じ人類として恥ずかしく思います。
     生命の尊さが云々よりも、彼らは自分のしたことがいかに恥ずべき事か理解できないのでしょうか?一部とはいえ、人類の想像力がそこまで低下したのであれば、由々しき事態なのですが。

  • 1998.8.11

     パリ大学に秋の新学期から「探偵養成コース」が新設されることになった。
     近年私立探偵への依頼が増加しているが、プライバシーや企業情報を不用意に扱った事によるトラブルもしばしば生まれている。また近い将来探偵が認可制になる可能性が高いこともあり、正しい知識と洗練されたノウハウを持つ探偵を養成する機関を作ってほしい、と私立探偵連盟が大学に働きかけて実現した。
     コースは2年間で、尾行等の調査テクニックと法律や経済などの学問を教えられ、卒業すれば独立して開業できる程度の知識が身に付くという。

  • コメント
     日本でも私立探偵はそれなりの数があるようですが、下手な調査をされていろいろと揉め事が起こるよりは、ちゃんとした養成機関を出て正式に認可された人にやってもらった方がいいでしょうね。
     ちなみにフランスでは銀行の融資前の内定調査など経済がらみが多いようですが、日本ではどうなんでしょう?

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(c) STGM-Mino (k-koyanagi@ma4.justnet.ne.jp)