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LastUpDate '99.5.21 by STGM-3rd

高松宮記念

G1 中京 芝・1200m

アグネスワールド
マサラッキ
シンコウフォレスト
シーキングザパール
×シンボリスウォード
トキオパーフェクト

 有力馬にはだいたい泣き所があり、オッズに現れているよりも混戦の模様。開幕週の中京で、晴れて良馬場になりそうなこともあり、勝ち時計が速くなりそう。
 キョウエイマーチ、サウンドワールド、トキオパーフェクトと3頭の逃げ馬が揃い、ハイペースは必至。しかし、この3頭が揃って外枠となったため、馬群の前後も詰まった展開になるのでは。内枠の差し馬が包まれて抜け出せない展開も考慮しなければならない。

 3頭も揃ってしまった逃げ馬は、やはり展開が厳しい。サウンドワールドとトキオパーフェクトは共にハナを譲れない。「行ければ先頭で、他が速ければ2番手でも」などと陣営が中途半端なことを言っているキョウエイマーチも、間に挟まれる以上は、下手に控えるとリズムを崩してガタガタになる危険性も。結局3頭共倒れの危険性が高く、前走と違い外から被されることのないトキオパーフェクトを5番手評価とするが、他は無印にしておく。

 シンコウフォレストとマサラッキは「昔とった杵柄コンビ」のようになってしまったが、今回はどちらも面白そうである。
 シンコウフォレストは前走でようやく復調の兆しで、単にこの汗をかきやすい時期がいいのだろう。時計勝負は厳しいが、それでも今回のメンバーでは持ち時計が悪くない方だ。(確か)包まれても大丈夫な方で、逃げ馬を外に見ながら最内枠から余裕を持って出走できるのも好条件。一発逆転も。
 マサラッキは待望の乾いた良馬場。休み明けの前走はひどい内容だったが、一叩きして気配も上向いている今回ならば、能力を発揮し切れるだろう。先行から追い込みまで自在性のある走りが期待でき、持ち時計は最上位。内枠になって、鞍上の采配如何で結果が結構変わりそうなのが不安だが、なんとか逆転までの対抗評価。

 これらの馬に比べれば、まだ短距離G1の格という面では、シーキングザパールの方が上であろう。本来この馬には1200mは忙しすぎるのだが、最近は以前よりも掛かり気味であることと元々スピードは充分あることから、スプリント戦ばかり使われてしまっている。もっともそれなりの結果は残しているのだから、1200mでもこのメンバーならば十分対応できるだろう。
 休み明けでも走るタイプだが、さすがにG1ともなると割引材料。さらに内枠になったために作戦が難しい。包まれるのを嫌って前につけるとお終いの切れを欠くし、後ろで控えると追い込んで届かずの場面も。普通に中団につけて普通に抜け出せればあっさり勝つこともあるだろうが、とりあえず連下まで。

 ワシントンカラーはダートならともかく、芝では持ち時計の無さが辛い。ブロードアピールは連闘実績があっても、G1では大きく割り引き。
 シンボリスウォードは1400m以下でまだ底を見せていないが、さすがに相手が揃ったか。5番手程度の評価。

 結局本命に残ったのはアグネスワールド。この馬も本来は1200mよりはマイル程度の方がいいと思うし、前走ではマイネルラヴに完敗したし、持ち時計は非常に悪い。ただ、もともと素質はグラスワンダー級と言われた馬で、戦績を見る限り1200m戦も対応は可能。ハイペースでの差し足は魅力だし、タイムが悪いのも4歳時や休み明けで完調でないときのものだから、そう悲観することもないだろう。今後の期待も込めて◎に。

 今年もG1のスプリント戦ということでは出走馬が小粒になってしまった高松宮記念だが、レース自体はなかなかの熱戦が見られそうである。

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