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LastUpDate '99.10.23 by STGM-3rd

秋華賞

 G1 京都 芝・2000m

ヒシピナクル
トゥザヴィクトリー
フサイチエアデール
ゴールドティアラ
×ゴッドインチーフ

 良馬場で行われそう。仮柵が設けられたため4角がきつくなり、そもそも平坦で直線が短く、内側の芝も荒れていない今の京都2000mでは、圧倒的に前の馬が有利。中団より後ろの馬の場合には、よほどの切れがあるか早仕掛けから捲りの効く馬でないと辛い。しかも今年の秋華賞もかなりの混戦模様。難しいレースである。

 内枠になったエイシンルーデンスは何がなんでも逃げるだろうが、隣りのメジロビクトリアも揉まれ弱く行きたがるタイプだけに、スタート次第では絡んでいくかもしれない。さらにこの2頭がペースを落とそうとすればトゥザヴィクトリーが抑えずハナに立つかもしれず、ペースと展開が読みづらい。どちらにせよペースが平均より遅くなる可能性は小さく、それなら好位差しタイプの馬が展開利を得られそうか。

 トゥザヴィクトリーはどちらかといえば逃げ馬の後ろにつく先行タイプの中距離馬。それであればこのレースは絶好の舞台であるのだが、どうも決め手に欠ける。ここ一番の勝負根性も低い方ではないが、大威張りできるほどではない。休み明けで息切れした前走を無視しても、勝ちきるには手応えと展開でそれなりの貯金を残しておかないと厳しい。ただ、その分大崩れは無いタイプで、連軸には絶好のタイプといえよう。

 良血ヒシピナクルも先行タイプの馬で、仕舞いの切れ味がそうある馬ではない。その代わり、トゥザヴィクトリー以上の負けん気を持っている様子。同馬の後方外めからレースを運べそうで、追う立場の利得も考えて、この馬を上位にする。

 フサイチエアデールは一瞬の切れ味は随一であるし、中団までにつけられる程度の先行力もある。特にマークされるわけでもないし、展開利は一番多く得られる可能性のある馬である。ただ、3枠程度では道中馬群の中に押し込められる可能性があり、その時は追って届かずという場面も考えられる。そもそも2000mは微妙に長いし、ここは3番手評価に抑えておく。

 さて、休み明けぶっつけの馬は4頭。ゴッドインチーフ、レッドチリペッパー、ウメノファイバー、エフテービルサド。このうちエフテービルサドは実力的に厳しい。他の3頭も休み明けはかなり割り引かざるをえない。このレースは過去にファビラスラフインが休み明けで制しているが、あの馬はその後ジャパンカップでシングスピールの2着するような化物でもあった。この3頭がそれほどの馬だとも思えない。さらにレッドチリペッパー追い切りの様子が今一つで、ゴッドインチーフは仕上がり良好も追い込みに近い差し馬では展開面で厳しい。ウメノファイバーも輸送での入れ込みが心配だし差し・追い込みタイプというのもマイナス。ここはあまり理由なくゴッドインチーフを5番手評価にするだけに留める。

 エアザイオンは輸送に不安があるのと追い切りで頑張りすぎ、当日の入れ込みが心配なのでパス。クロックワークやフレンドリーエースは決め手に甘く掲示板どまりか。

 4番手にはユニコーンS勝ちからと面白いローテーションを選んだゴールドティアラに。仕舞い勝負の馬だが、瞬発力はフサイチエアデールよりも上とも言われる馬だけに、連下までならとも思う。

 オークス馬が休み明けと、エリザベス女王杯のステップレースくらいにしか考えられていない気もする秋華賞だが、なんやかんやで強い馬が勝っているレースでもある。クラシック最後のプリマドンナとなれるのは、どの馬であろうか。

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