
新潟1600mはコーナーが3角4角の2回で、最後の直線が広く420mほどと長いため、紛れの少ないコースとなっている。起伏の少ない平坦なコースのため、直線が長い割には前残りとなる割合が多いのだが、内側の芝が荒れてきたために先週辺りは差しも決まるようになっていた。 さて、マイル戦での資質で言えば、スピードワールドが群を抜いている。しかし、4歳秋から気性の粗さがわざわいし、伸び悩んでいる。ところが、前走の朱鷺Sでは、ハイペースの中33.9秒の上がりを見せた。勝ち時計が速く、最後方からの追い込みだったので5着がせいぜいだったが、そろそろ波に乗ってきたかと思われる。完全に信用しきれないが、能力を買って対抗評価に。 エアガッツは、4歳時にラジオたんぱ杯を快勝。マイラーというよりは1800mの方が向いていると思うが、朱鷺Sを好タイムで制しており十分対応ができるようだ。決め手の甘いタイプで、前走はハイペースに助けられた面も大きいが、大崩れはないタイプ。連軸としてはいいだろう。 毎日杯を含め2000m前後で4連勝をしたミラクルタイムを4番手に。昨秋の復帰以降不甲斐ないレースが続いているが、どうも体調が芳しくなかったようだ。今回はかなり復調したようで、本来の出来ならばスピードワールドに引けを取らない資質がある。ただ、時計の速いマイル戦はあまり向いていない。その分4番手に割り引き。 前走で思い切った先行策から一時は先頭に立ったミナモトマリノスは、4歳時に京都新聞杯でダンスインザダークの2着。もともとは2000m程度がよいのだが、前走でハイペースの中を先行できたのは収穫。ずぶいタイプだけに多少短い距離で初めから押し切る戦法の方がいいのかもしれない。ただし、今回は本当に先行していいのかどうかなどの見極めの方が重要だろう。ひょっとしたらの連下まで。 3番手にはリワードニンファを。秋華賞時には穴人気した馬であるが、距離はマイル程度がいい様子。切れる代りにあまり長い脚を使えないタイプだが、平坦な新潟ならば、直線に向くまで追い出しを我慢できれば最後までもつのではないか。
ちなみにコースレコード保持者はクリスザブレイブ。3歳時にはグラスワンダーレベルの逸材と評された馬である。4歳以降はぱっとしないが、5歳の今でも現役を続けてはいるはずである。この馬も復活はなるのであろうか。
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