金鯱賞 G2 中京 芝・2000m

一着ミッドナイトベット
二着スエヒロコマンダー
三着ステイゴールド

◎−無印でハズレ

 晴れて絶好の良馬場。内側の芝もそろそろ目に見えて傷んできたが、それでもいいタイムが出ている。勝ち時計は1.59.7。
 レースではサイレントハンターとポートブライアンズが競り合う感じで後続を少し離して逃げる。縦長の展開で、前後半の600mは35.5−36.0,1000mは59.7−60.0と平均ペース。

 サイレントハンターは、まずまずのスタートから少し押しながら上がっていったのだが、じんわりと先頭に並びかける形になった。以前ほどのスタートダッシュは見られなかった。その分、先に逃げていたポートブライアンズの2番手で競る形になり掛かり気味に。3角で残り700mほどから気合いをつけてポートブライアンズを交わし、4角の残り400m強の地点からスパート。しかし伸びきれず、残り1ハロンで後続に交わされる。4着。
 得意の平均ペースとはいえ、結局は予想したとおり競り合って自滅した形になってしまった。平均ペースの単騎で逃げてこその馬だけに、序盤でスピードが乗り切れなかったのが最大の敗因。もっとも上がり36.5秒はこの馬にしてはまずまずのタイムで、しぶといのも確か。今後も競り合わずに単騎の形を取れるかが、最大の問題となろう。

 勝ったミッドナイトベットは少し掛かり気味に5番手からの競馬。600mほどから外目をついて2番手に上がっていき、直線に入ってスパート。明らかに仕掛けは早かったが、最後まで垂れずにスエヒロコマンダーの猛追を封じる。
 サイレントハンターのしぶとさを考えると、動くのが早かったのもやむを得ないところか。いい騎乗とまでは言えないが、馬の地力はよく引き出せた。叩き3走目で体もよく動けていたし、やはり2000m前後は強い。貫禄勝ち。

 スエヒロコマンダーはミッドナイトベットの後ろの7番手から。道中の追走はそんなに楽ではないようだったが、それでものびのび走る。3角からずっと追っていても遅れ気味だったのだが、4角から直線に向かうときにはまた勝ち馬の直後に追いつく。直線でもよく伸びて、首差の2着。
 内容から勝ち馬には完敗だが、前走の小倉大賞典のレコード勝ちがフロックでないことを示した。ただし、距離は2000mより長い方がいい。前走(1800m)も流れが速ければ辛かっただろう。まだ成長は可能。

 ステイゴールドはやはりスタートでもたつく。直線ではよく伸びているが、ゴール前ではもたれ気味。昨年時よりは出来落ちか。相手なりに走るこの馬も、そろそろ辛くなってきたようだ。

 エリモエクセルはスエヒロコマンダーと同じような位置から。1,2着馬を追うようにして、3角から同様に上がっていったが、直線に入ってバッタリ。9着。確かに仕掛けは早すぎたが、それにしても負けすぎ。やはり休み明けが響いたか。明け5歳の牝馬ということもあって持ち時計がなかったのだが、それでこの勝ち時計というのも辛かったか。

 ランフォザドリームは4角手前で早々と脱落。10着。外から掛かったヴィクトリーバンクに被されて、逃げ馬に少し離れての3番手追走。余りいい条件ではなかったものの、そんなにひどいわけでもなかったし、展開云々よりもはっきりと実力負けか。好調時より行きっぷりがずっと悪く、この辺が限界なのだろうか。それとももっと暑くなれば良くなってくるのだろうか。

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