阪神大賞典 G2 阪神 芝・3000m

一着スペシャルウィーク
二着メジロブライト
三着スエヒロコマンダー

▲−◎でGET!

 予想通り雨天となり、重馬場で行われた。芝が生えそろっているため荒れているという印象はないが、代わりに芝足が長いので、結局は不良馬場並に力のいるコンディションだった。
 レースはタマモイナズマより先にトピカルコレクターなどが先導権を握る。そのため途中でスローに落ちたもの、前後半の600mが37.4−37.5秒、1000mごとのラップタイムが63.2−67.3−62.9秒と、平均的なペースの長距離戦となった。2着以降は着差が大きく、結局1−2着馬たちだけのレースだった。

 スペシャルウィークは、古馬になり一層パワーがついた様子。4歳時にはどうかと思われた道悪も、問題なくこなした。芝状態が良かったのを差し引いても、これだけ走れれば充分だろう。道悪が巧いとまではいわないが、少なくとも割り引き材料にはしなくていい。
 レース序盤は4番手辺りにいたのだが、全体に馬なりにじわじわ上がっていく形になる。2周目向こう正面からは先頭に立ち、早め早めの競馬で押し切る形。終始楽な形で競馬をしたわけではあるが、この内容ならスタミナ面でも3200mまでは持ちこたえると言っていいだろう。
 本番ではさすがに中団に控えるだろうし、相手も今回のように楽に勝たしてはくれないだろうが、それでも有力候補であることには変わりないか。馬体は増えていたが、逆にこれくらいの方がいい。

 メジロブライトはこの斤量でこの馬場では、さすがに道悪巧者といっても下を気にした様子。スペシャルウィークを真後ろからぴったりマークする形でレースをしたが、どうも力を出しきってはいないまま終わったようだ。最後は4角を回った位置の差が、そのまま結果につながった。
 この結果からスペシャルウィークとの力関係を決定するのは少し早計か。より距離の伸びる天皇賞では、依然として有力候補であることには変わりない。

 シルクジャスティスは最後方から。メジロブライトを追うように上がっていったが、3角で置いていかれた。これは残念ながら力量の差としか言いようがない。少なくとも、今はG1レベルの馬とは言えないようだ。

 タマモイナズマは、先頭に立って走った方がスムーズだと行っておきながら、序盤は3番手に控える。しかし、これは作戦というよりも、馬場が悪くて先頭に立てなかったという方が合っているようだ。前走までに比べて行きっぷりが悪すぎた。途中から先頭に立てたものの、3角ではすでに勝ち馬などについていける脚はなかった。

 結局、今年の阪神大賞典も強い馬が強い競馬をして終わった。残る天皇賞へのステップレースは、日経賞と大阪杯。日経賞ではセイウンスカイが始動するが、その他にもこのレースの上位馬を脅かす馬が出てくるのであろうか。

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