| 一着 | スペシャルウィーク |
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| 二着 | インディジェナス |
| 三着 | ハイライズ |
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良馬場ではあるが、芝状態はだいぶ凸凹してきた模様。 アンブラスモアがじわっと出たため、1角までに多くの馬が掛かり気味に。道中は12秒前後で淡々とした流れになり、縦長の展開に。向こう正面ではだいたいの馬が落ち着いていた。前後半の600mが36.3−36.7秒、1000mが60.2−61.1秒と平均よりちょっと速いくらい。4角で前の馬が脚を溜め馬群がつまり、直線に入ってからの瞬発力も要求されるレース。
スペシャルウィークは完璧な仕上がり具合。レースでは後ろから5番手程度でじっくり追走。3角からちょっと合図をしただけで手応え十分にすうっと6番手まで上がっていき、直線に向いてから追い出す。坂に入ってすぐに先頭に立ち、そのまま後続を抑えて完勝。
インディジェナスは去年と今年の香港年度代表馬。香港以外での戦績があまり良くないこともあってノーマークだったが、年度代表馬は伊達ではなかった。外国招待といえば欧米の馬ばかりクローズアップされるが、香港の馬も侮れない。
ハイライズは中団の7番手外目からで、この馬にはちょっと早めの競馬か。馬群が詰まるのにもついていき、4角ではスペシャルウィークなどに外から並ばれたが我慢。直線に入って馬群がばらけてから追い出し、早めの競馬だったが最後まできっちり伸びた。さすがイギリスダービー馬。追い出した瞬間にはスペシャルウィークに抜かれていたので、着差はコーナーワークと瞬発力の差と考えていいだろう。
モンジューは見た目は完璧な仕上がりだったが、きちんと追い切りができずに中身は万全ではなかった様子。レース前の発汗が非常に多かった。 この4頭はすばらしく強い。
ラスカルスズカはスペシャルウィークの直前を走っていたが、行きっぷりは今ひとつ。どうも1角で馬群に揉まれた際に怯んでしまったらしい。勝負所でも外からスペシャルウィークに絡まれて怯んでしまった。この辺りが未だ5戦の若駒か。直線では最内を突き、一旦は先頭に並ぼうとするが、そこから離される。最後はぽつんと最内で一頭になり、それでも懸命に抵抗したが、前からは4馬身離されて5着。
ステイゴールドは、序盤がスローだったこともあり5番手につける。早めに仕掛けて4角では2番手まで上がったが、直線では伸びきれずに6着。前走がピークだったようだし、直線に入ってからの瞬発力では劣った。
ボルジアは最後方からの競馬で、追走に苦労し3角から押し通し。直線でも大して伸びなかったが8着までは上がる。フランス最強牝馬も、今年の強行軍は辛かった様子。 この日はエルコンドルパサーの引退式が行われた。まだ引退は早いと外野には思えるのだが、馬自身が早く牧場に帰りたいと言っているのだから仕方がないだろう。今年のジャパンカップでは、日本の戦うことのなかったライバルが勝ち、フランスで苦汁をなめさせられたライバルが負けた。有馬記念では、これも本調子同士で戦うことのなかったライバルが、頂上決戦に挑む。昨年のこのレースを勝ち、フランスの土を駆り、ターフを去っていった彼の目には、これらのライバル達の姿はどう映っていたのだろう。今日のレースを楽しんでくれたのなら、と思う。 |