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LastUpDate '99.5.28 by STGM-3rd

優駿牝馬

G1 東京 芝・2400m

スティンガー
ゴッドインチーフ
クロックワーク
トゥザヴィクトリー
×フレンドリーエース

 力量上位馬と下位馬との差が大きく、5頭の単勝10倍以下である上位人気馬で決まりそう。
 中間に雨が降ったものの、金曜以降は雨も降らず、良馬場で行われる模様。今年は比較的芝も荒れておらず、きれいな馬場で競馬ができそうである。

 1番人気になりそうなのはトゥザヴィクトリー。持久力のある先行型と評価が高いが、桜花賞の感じからは2000m程度がベストか。レースではハナに拘る必要はない馬だが、枠の関係から逃げるエイシンルーデンスの2番手に位置取りそう。当の逃げ馬はスタミナ面で不安が多く、勝負所までに脱落する可能性もある。その場合には、存外に早めに先頭に押し出されるケースが考えられる。多少掛かる面もあり、最後まで粘りきれるかどうかが心配に。素質は感じるが本格化は秋以降だと思われるし、ここは4番手で我慢。

 桜花賞2着のフサイチエアデールは、2000mでも長い様子。一瞬の切れ味では最上位だが、逆に粘り腰の必要となるレースではつらそうで、桜花賞でもスパートが速かった。力は認めるが、ここは無印。
 プリモディーネもマイルから2000mがベストと考えられ、同じくスタミナが心配。やはり切れる脚はあるが、逆に直線の長い東京で最後まで垂れずに走りきれるかどうか。桜花賞勝ちは鮮烈だったが、ここは様子見。これで勝ったら脱帽であろう。

 本命には3歳女王スティンガーを。全く競馬にならなかった桜花賞は論外として、その他の4戦ではきっちりと4歳牝馬で最上位の力量を見せている。これまでのレースぶりから、距離は2400mまでなら問題はなく、東京の長い直線も向いているタイプ。後は乗り方一つで、どれだけ落ち着いて道中を回ってこれるか。脚をためられれば、一気にちぎる場面も。

 相手にはゴッドインチーフ。距離はマイルまでしか経験がないが、逆にこれくらいの距離の方がいいように思えた。お終いの脚の使い方は以外と難しく、中途半端に長い脚が使えるという感じ。もっとも多少早い仕掛けでも、最後はそんなに垂れずにじわじわ伸びてくれるし、3角から捲っていくような無茶な乗り方をしなければ大崩はないだろう。

 前走で味のある競馬を見せたクロックワークも、結構距離の長い方がいいタイプ。3戦とキャリアの浅いのが最大のネックだが、どんどん良化しているし、連下までなら十分。ひょっとしたら一発も。

 ところで、上位人気馬はすべて内枠に固まっており、互いに牽制しあう関係になりそう。そこで、大外枠のフレンドリーエースを5番手に。
 この馬自身は1線級との対戦がまだなく、総合力でもG1では1枚落ちると思うのだが、気楽に内を見ながら競馬ができるのと、ただ1頭2000m以上のレース経験があるのが強み。その新緑Sでは、重馬場の東京2300mを走りきり、大外を差して4着。着差も開いたし、この結果自体は強く推せるものではないが、全ての馬が2400mを経験したことがない中では、それに準じる2300m戦を経験したのは大きい。スタミナのいるレースになれば。

 さて、今年もオークスの季節になった。樫の栄冠はどの馬のもとへ行くのだろうか。

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