title.gif
LastUpDate '99.11.5 by STGM-3rd

菊花賞

G1 京都 芝・3000m

アドマイヤベガ
テイエムオペラオー
オースミブライト
ナリタトップロード
×サクセスエナジー
(雨天時:シンボリモンソー)

 恐らく良馬場で行われるだろう。仮柵がつけられたりはずされたりしたが、内外関係なく未だ芝状態は良い様子。これといった逃げ馬がおらず、一周目でいろんな馬が掛かったとしても、道中スローで上がり勝負の競馬になることは避けられまい。
 菊花賞トライアルについては思うところがあるので、こちらを参照されたい。

 結論からいえば、春の3強が崩れることはないであろう。いろいろと難癖をつけて印を下げたナリタトップロードであっても、やすやすと他の2強以外に先着を許すような弱い馬ではない。ただ、それで終わってしまうのも何なので、ここでは上手く填った場合に連下となりうる2頭の馬を介入させてみる。

 アドマイヤベガは京都新聞杯の勝ちっぷりが圧倒的であった。いっぱいいっぱいで勝ったわけでもないので、反動による2走ボケも心配しなくていいだろう。レースではそう掛かるタイプでもないし、走法から見ても3000mは問題なさそう。特に強い逃げ馬がいるわけでもなく、追い込みの脚質でもここは鉄壁か。残りの2強以外に敗れるとすれば、勝負所で前が詰まるなど、後ろから行く馬に付き物の不利を受けた場合。

 テイエムオペラオーは京都大賞典で古馬相手に健闘。体躯がぐっと逞しくなり、春の時点では2500mまでかと思われた距離も、4歳馬相手なら3000mでも問題なさそうである。長く良い脚を使うタイプではないが、トップスピードの高さは目を見張るものがあるだけに、どれだけ脚を溜められるかが勝敗の鍵となる。この枠順なら最内を突けるかもしれない。

 ナリタトップロードも本当に強く、全体にバランスの取れた素晴らしい馬なのだが、決め手では他の2頭に敵わないことが前走までに明らかになってしまっている。また、夏越えで大きな身体的成長はないようで、ダービー回顧で述べたように2000m〜2500mがベストの中距離馬という印象が拭えない。
 ただ、道中を中団で死んだフリをしていれば、4歳馬相手ならこの長丁場でもなんとかなるかもしれない。レース前の動向からすると、どうやら3角の下り坂を利してロングスパートに出るようで、決め手が1枚足りないことを考えるとベストの選択に思える。最内枠を引いてしまったためにロングスパートの態勢を作れるかが最大の問題であるのだが、上手く運べれば後続の猛追をしのぎきる粘りは持っている。

 さて、代わりといっては何だが、前走の負けで評価を落としているオースミブライトをもう一度見てみたい。前走で示したように未だ気性のムラが残るが、追い切りではリラックスしたいい動きをしていた。切れ味は上位2頭に劣るものの、その分長くいい脚を使える強みがある。大一番で軽視していると、するするっと連をかっさらっていくタイプに思える。ただし、その辺は鞍上の腕次第でもある。

 さて、オースミブライトのところでブラックタキシードやペインテドブラックも考慮には入っていた。
 ブラックタキシードは、前走は動きが悪かったものの地力で格下相手に快勝。一夏越えて力強さを増したのは確かで3強より前につけられるのは有利。ただ、この馬も距離がちょっと心配。先行して早めに抜け出しにかかるところを、さらにナリタトップロードに早めに来られると、展開的にも厳しい。食指は動くが無印。
 ペインテドブラックは結構強い馬になりそうなのだが、本格化は来年以降。
 ついでにラスカルスズカは本格化がまだの上に3000mはさすがに長すぎる。

 穴馬にはサクセスエナジーを。折り合いに課題を残すが、内枠になったことだし馬込みで我慢ができれば面白い。メンバー中3000mを走ったことのあるのはこの馬だけで、その強みを生かす展開になれば一発も。
 あと、良馬場で行われそうなのだが、万が一雨が降ったらシンボリモンソーを。

 さて、いよいよ4歳クラシック戦も終局を迎えた。真の4歳チャンプがこのレースで決まると考えてよいだろう。好勝負を期待する。

BACK

(c) STGM-3rd (k-koyanagi@ma4.justnet.ne.jp)