
ただでさえ速い流れとなりやすいこのレースで、今年は逃げたい馬が多いとなれば、かなりのハイペースはまぬがれまい。いろいろな面で不安定な3歳牝馬の阪神1600m戦ハイペースでは、差し馬に有利な展開になるだけでなく、勝負根性に秀でていることと十分なスタミナを持っていることも重要なアドバンテージとなる。逆に揉まれ弱い馬や、行ってこその馬などは、展開がよほど味方するか他より能力が2枚抜けているくらいでないと辛い。
人気になりそうなヤマカツスズランは揉まれたときに不安があるタイプ。1番の好枠をひいたものの、他に逃げ馬が多く、この馬自身が2ヶ月半の休養明けではあまり信用できない。 本命にはこれが道営馬として最後のレースとなるエンゼルカロを。長い輸送がネックで体調のみが心配であるが、展開には拘らずに競馬ができるタイプ。ハイペースの内枠で、差しに徹することができれば勝ち負けまで十分。1800m戦でそれなりの成績を出したのも好材料。 マヤノメイビーも展開が向きそうで、馬込みも平気なタイプ。距離も大丈夫と思うが、前走でゲート入りにかなり手間取ったのが少し気になる。 ゲイリーファンキーは外枠の距離損があるが、出来はいいようだし差しタイプの利点もある。新潟3歳Sのレコード勝ちは展開に助けられた面も大きく、そんなに評判になるほどの馬とも思えないが、今期絶好調の鞍上にも期待してこの評価。
穴っぽいところでは、パワーと勝負根性のありそうなアカズキンチャンを。連闘だが休み明けからの連闘だからそう目減りはないだろうし、中1週よりはまだまし。
アルーリングアクトは休み明けと輸送による入れ込みが大いに心配。展開は向きそうだが、距離が大丈夫なのだろうか。
大本命不在でいかにも荒れそうな今年のレースだが、こんな時に限って人気サイドの決着になったりするのだが、どうだろう。
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