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LastUpDate '99.12.18 by STGM-3rd

スプリンターズ ステークス

G1 中山 芝・1200m

アグネスワールド
マイネルラヴ
マサラッキ

 中山の1200m戦は、スタートから4角まで下りでスピードがつきやすく、しかも最後に坂があるという、スピードも粘り強さも要求されるレースになる。
 良馬場予定ではあるが、内側が凸凹した芝状態というのには注意が必要。また、逃げ馬が多いレースになったので、かなりのハイペースも免れない。

 アグネスワールドは足もとの不安もあって短い距離を使ってきたのだが、それがスプリンターとしての能力を開花させたようだ。もともとはマイル前後で幅広く活躍できるのではと思っていただけに複雑な気分だが、国際G1を勝つほどに大成したのだから良しとしよう。
 さて、本馬は本格化してからとんでもないスピード馬になった。このところは速さに任せて逃げかそれに近い先行をするレースばかりしているが、本来は差してもいい自在性を持った馬だ。展開に関わらず本命視していいだろう。
 唯一の不安は、鞍上か馬自身が先行争いに加わった場合。隣りにトキオパーフェクトとキョウエイマーチ、逆側にメジロダーリングと逃げ馬に囲まれては、そのまま先行争いから抜け出せずに脚を使わされる恐れがある。

 相手にはマイネルラヴを。前走は休み明けで出負けしたものだから度外視。叩き良化型で昨年の勝ち馬でもあり、人気落ちだからとは軽視できない。問題は持ち時計が全然ない事。大外枠を引いてじっくりレースを進めるのはいいが、あまり上がりが速くなると辛い。

 さて、人気馬の一頭ブラックホークだが、これはスプリント戦向きではないように思う。復帰後のマイル3戦より1400mのスワンSの結果がよかった事から、本質はスプリンターという意見もあるが、1400m以上と1200m戦では全然違うという事を忘れてはいけない。敗れたマイル3戦ははっきりと敗因があるし、スワンSはスローペースの上がりだけのレースであった。初の1200m戦でG1ではハンデが大きい。
 同様にキングヘイローも危険な人気馬と見る。古巣の鞍上に戻った事で折り合いがぐんとつきやすくなり、全体に良化が見られるが、マイル以下のレース経験がないというのは致命的である。いかに素質のある馬といっても、これでは来たらゴメンナサイの無印にせざるを得ない。

 7歳となってまだまだ元気なマサラッキは、休み明けを一戦した上昇が見込める。さすがにアグネスワールドには完敗であったが、他馬にはいっかな劣ってはいない。良馬場条件の馬だけに、凸凹の中山の馬場はマイナス条件だが、鞍上が馬場のいい外に持ち出せれば十分勝負できる。

 トキオパーフェクトはメンバー随一のスピードを持っているが、いかんせん揉まれ弱すぎる。キョウエイマーチはそもそも潮時という感じがする。
 シンコウフォレストは一叩きして闘争心が出てきたらしいが、できればもう1レース使いたかったところ。また、冬場はもともと調子がよくないだけに、ちょっと推しづらい。これがラストランだそうだし、無事完走を祈るに留めておく。

 と、こう考えていたら結局上に挙げた3頭で勝負するしかなくなった。外れっぱなしの予想はともかくとして(笑)、好勝負を期待する。

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