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LastUpDate '99.5.14 by STGM-3rd

NHKマイルカップ

G1 東京 芝・1600m

ザカリヤ
エイシンキャメロン
レッドチリペッパー
バイオマスター
×シンボリインディー
サヤカ

 前走までに圧倒的な能力の差を示した馬がおらず、上位は結構混戦の模様。良馬場の東京で時計勝負となった場合に勝つのはどの馬か。

 本命対抗の順位付けにはかなり迷ったのだが、前走の内容を信頼してザカリヤを1番手に。
 ザカリヤは前走でハイペースの中を早めに上がって馬群を抜けだし、粘るジュエリーソードをきっちり差しきった。早めにポツンと一頭になる厳しい展開だっただけに、強い内容だった。1600m戦は菜の花Sで引っかかったのが気に懸かるが、それでも3着には入っているし、あのレースは4角で馬体をぶつけられる不利の方が大きかった。道悪巧者の印象が強いが、むしろ持ち時計は良い方で、タイムの速い競馬になっても問題はなさそう。中間の状態もいい。

 対抗にエイシンキャメロンを。前走の負けで評価を下げているが、あれは出遅れたり3角でぶつけられてハミが外れたりそもそも距離が足らなかったりと、いろいろな悪条件が重なったもの。1600mで普通に競馬ができればそれまでの6連続連対の安定性がものをいう。
 後は展開が問題であろう。この馬は近走では好位に控えているが、2の脚はない方なので、できればマイペースでハナに立ちたいところ。逃げると思われているバイオマスターやジュエリーソードが真ん中より外の枠になったので、その気になればスムーズに先導することができるだろう。ただ、この2頭を先に行かせようと妙に控えた場合には、ぎこちない競馬となり力を出しきれない危険性もある。もちろん好位に控えても連下までなら十分にありうる。

 バイオマスターも毎日杯負けで評価を落としているが、あれは大幅な馬体減の上に距離もちょっと長かった。1600mのここならば。ただ、エイシンキャメロンと逆に、この馬は好位以降に控えた方がいいように思えるので、はっきりと逃げるつもりらしいこのレースではどうだろうか。

 シンボリインディーはビッグバイキングを負かした前走が光る。ただ、相手があまりに調子悪だったのも確か。ずっとマイル戦のみを使ってきたのは評価が高いが、相手強化ではあるし、ここは押さえまで。

 レッドチリペッパーは道悪だった前走で先行して詰めの甘さを露呈したが、もともとは勝負強い馬だし、良馬場のここで差す競馬ができれば逆転までも。ハードな府中マイル戦では、マイルより長い1800m戦を経験しているのも強み。

 そのレッドチリペッパーを負かしたサヤカだが、タイムが速いレースでは少し辛いか。もっとも勝負根性は大したものを持っているし、勝ち馬に馬体を併せる展開になれば。

 マチカネキンノホシは良馬場で距離延長はプラス材料だが、それでもまだ距離が足らないのではないか。小器用なところがないだけに、道中脚を使わされるこの距離では無印に。
 トウカイダンディーは「はまれば」の感が強いが、こういうタイプはなかなか大レースではまらないもの。4歳のG1戦ではレース前に返し馬等で入れ込んでしまいそうだ。
 ジュエリーソードはさすがに相手が揃ったか。前走を見る限りは1400mがベストのようだし、ここは無印。ただ、この馬がバイオマスターに被せるようなことになれば、ともに掛かってペースが上がってしまう可能性も。

 突出した馬はいなくとも粒ぞろいの今年のNHKマイル。どちらにせよ好勝負が期待できそうである。

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