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LastUpDate '99.11.26 by STGM-3rd

ジャパン カップ

G1 東京 芝・2400m

タイガーヒル
ウメノファイバー
ステイゴールド
スペシャルウィーク
×ラスカルスズカ

 良馬場で行われる様子。アンブラスモアが引っ張り、平均よりは速めのペースが予想される。
 人気の2頭モンジューとスペシャルウィークは、当然これが初対決になる。この2頭が共通して走った相手としてエルコンドルパサーがいるが、ちょっと尺度には考えにくい。というのも、モンジューと走った凱旋門賞では本来のスタイルではない逃げを打ち、最後に差された。また、向こうでは足に水かきがついていると言われるほど重馬場を苦にしないモンジューには、好条件な不良馬場でもあった。展開と条件が違えば、同様の結果が得られるとは言い難い。また、スペシャルウィークの方は昨年のジャパンカップでエルコンドルパサーの3着に敗れているのだが、この時スペシャルウィークは激走した菊花賞の直後で、あきらかに本調子ではなかった。これから考えると、どっちも強いという程度の結論しか得られない。
 さて、モンジューはフランスダービー・アイルランドダービー・凱旋門賞と3つの大きなG1を勝っている。能力値は極めて高く、馬体状態もいいようだ。ただ、パンパンの堅い馬場で競馬をしたことのないのが心配といえば心配。瞬発力もかなりあるようだが、欧州の競馬は総じてスローペースが多く、速めの流れになるここで大丈夫かどうかはわからない。
 スペシャルウィークはダービー・天皇賞(春)・天皇賞(秋)と日本の最高峰のターフG1を3つ勝っている。決して本調子でない前走の天皇賞(秋)でレコード勝ちしているように、能力は出走日本馬の中でも圧倒的。ただ、前走で−16kgと急激に絞った上での激走をしており、その反動は懸念される。また、前走のように後方待機で末脚を生かす戦法を採ればいいのだが、今春のレースや宝塚記念のようにステイヤーの先行馬のような競馬をしてしまうと、惨敗も考えられる。

 こう考えると、今年のジャパンカップはきわめて難解なレースになってしまう。(勝手に難解に考えてしまっているだけかもしれないが。)当欄での予想も外れ続けていることだし、ここは思い切った予想をしてみよう。

 本命にはタイガーヒルを。フランスではエルコンドルパサーに2度とも完敗しているが、ドイツではバーデン大賞を始め、7戦7連対の戦績。単にフランスの右回りコースが嫌いなだけかもしれない。ランドの例もあるし、ドイツ馬には注意。自在味も高い。

 対抗にウメノファイバー。強いのか弱いのかよくわからない戦績を残しているが、ともかく府中は大好きな馬。有力どころがうっかりしていると、一発がある。

 3番手にステイゴールド。叩き良化型で、後一歩で金星を逃した天皇賞からさらに調子を上げている様子。混戦になれば、台頭して全くおかしくない馬。

 次点にスペシャルウィークを。出来が一番心配なのだが、差しに徹すれば多少状態が悪くても何とかするだけの能力は持っている。
 最後にラスカルスズカ。菊花賞からの中2週のローテーションははっきりとマイナス材料だが、調教の様子はよく、少なくとも疲れは見せていない様子。デビュー以来休みなしでそろそろ目に見えない疲労が出てくるところだと思うが、素質に期待したい。もっとも、本格化は来年以降だし、ここは無事に帰ってくればそれでいいとも思うのだが。

 モンジューは外し(笑)、追い込み一手でしかも最近の良積のない他の外国馬も無印に。
 日本馬では、アンブラスモアはさすがに距離が長すぎるか。スティンガーは強いが、古馬とのG1戦で勝つにはもうワンパンチ足りない。スエヒロコマンダーは本調子に戻っていない様子。オースミブライトは「掛かったら無理に抑えず行かせる」という点が多いに気に掛かる。

 こういう予想をするときに限って「スペシャルウィーク−モンジュー」の馬連1番人気で決まったりするのだが、それならそれでもいいだろう。ともかく好勝負を期待する。

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