| 一着 | ウイングアロー |
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| 二着 | ゴールドティアラ |
| 三着 | ファストフレンド |
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とりあえず雨は免れた。凍結防止剤を撒かれたものの水分含有率は4.3%で、良馬場(9%まで)の範囲内。今後も馬場の水分含有率は一般に公表してもらいたいものである。 レースはオリオンザサンクスが思い切り飛ばし、前後半の600mが33.7−37.9秒の超ハイペースに。2番手のキョウエイマーチ以降は離れて追走していたが、それでも十分にハイペースだった。
ウイングアローは−18kgと、前走までと一変した仕上げ。やはりマイルは短いようで、スタートから全く行き脚がつかなくて、最後方からの競馬となる。しかも4角では置いて行かれかけ、大外でゴールドティアラがスパートをかけて開いたところを追いかけるようにして走る始末。しかし、そこからまさに矢のような伸び脚を見せ、一気に先団を捉える。坂を上りきってからさらにもう一伸びし、ゴール直前でG1をもぎ取った。 ゴールドティアラは−16kgと、脂肪をいっさい抜き取ったギリギリの馬体。道中は12番手ほどの馬込みの中。4角から大外に持ち出し、すごい伸び脚を見せる。やはりハイペースに助けられたわけだが、ダートで高い能力を持っていることを改めて示せた。叩き合いを制した勝負根性も光る。距離もマイルまでなら問題ないようだ。今後がますます楽しみ。 ファストフレンドは確かに疲れなくレースを迎えられた模様。レースではウイングアローの直前と、最後方に近い位置取りで内ラチ沿いを進む。4角から外に持ち出し、外からゴールドティアラに被せられながらも、狭い馬群の隙間を突いてガンガン上がっていった。3着に終わったが、川崎エンプレス杯勝ちが伊達でないことは証明できた。序盤の芝でダッシュが付かなかったのが痛かった。 セレクトグリーンはメイセイオペラの真後ろからの競馬で、直線入り口でコーナーワークを利用して外からメイセイオペラに並びにかかる。結局は並ぶことはできなかったが、十分見せ場を作って5着。距離がちょっと長かった分、最後はへたったが、以前よりもずっと力はつけている。
オースミジェットは上位とは完敗の感のある6着。こんな速い流れはダメだった。内に入れたばかりに勝負所でも前が詰まった。 キョウエイマーチは先頭から3馬身ほど離れた2番手からの競馬。2番手からになったのは、行かなかったというより行けなかったということ。4角でもう手応えをなくして11着。「やはり芝の方がいいか」などと鞍上がレース後に述べていたが、そんなことは初めから分かっていたこと。まだ引退せずに高松宮記念を目指すようだが、すでにG1では「ここまで」という感じ。早く休ませてやった方がいい。
キングヘイローはスムーズに最内を追走しているように見えたが、砂をかぶって走る気なし。13着。気むずかしい馬なのだから十分予想できた結果ではあったが、この馬については悪い予想ばかり当たるようだ。同じく初挑戦であったスプリンターズSでは速い流れと元来の能力の高さが幸いしたが、何度もG1で初挑戦が上手く行くことはない。せっかくスプリンターズSで鞍上を古巣に戻したのに、なんで相性の良くない今回の鞍上に入れ替えたのかもわからない。そもそも、なんでこの馬が1番人気になったのかも不思議。このレースは分からないことだらけだった。
メイセイオペラは、ハイペースの3番手から自分で動いて前を捕まえに行く王様競馬をした。
ダートの帝王は敗れたものの、しかし、上位を独占したのは生粋のダート巧者達であった。これでこそダートG1であろう。ドバイWCでしばしば見られるような、芝・ダート両用のパーフェクトホースも魅力ではあるが、やはりその道のスペシャリストというものはカッコイイものである。
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