東京優駿 G1 東京 芝・2400m

アグネスフライト
エアシャカール
ジョウテンブレーヴ
ダイタクリーヴァ
×オースミコンドル
一着アグネスフライト
二着エアシャカール
三着アタラクシア
四着トーホウシデン
五着リワードフォコン

◎−○で本線的中!

 昨年に続いて素晴らしいレースだった。

 馬場状態は良。前半1000メートル59秒2で、平均的に速い流れ。
 エアシャカールは、皐月賞と同様に残り800mほどからのロングスパートで,他の馬から2テンポ早く追い出す。しかし、これはこの馬にとってもベストからは1テンポ早い追い出しで、皐月賞と同様に最後はアップアップになってしまった。皐月賞と違って差されたのは、中山よりも府中の直線が長かったからだと言ってしまって良いだろう。鞍上にしても、後外から強い馬がくるのは分かっていたので、勝負所で包まれないように早めに安全進路を確保したかっただろうから、この追い出しも仕方のないところか。ベストではないが減点ゼロの騎乗だった。
 気性がまだまだ子供で、体もできあがってはいないようだから、一夏越せばがらっと馬が変わっているかもしれない。底はまだ見せていないし、先が面白い馬。距離はもっと長くても大丈夫。

 アグネスフライトは、かねてから言われていたようにエンジンのかかるのが遅い馬だった。4角から追い出してはいたものの、スピードが乗るのは直線に入ってから。坂下でエアシャカールが外にもたれてきて馬体がぶつかったが、ひるまずに抜きにかかる。坂を上がってからもふらふらするエアシャカールと激しくやり合うが、叩き合いを制してほんのハナ差交わしてゴールへ。
 馬がズブいのは分かっていたことだが、鞍上もそれを踏まえて直線一気に徹し、成し遂げたのは大したものだ。あせってエアシャカールと同様に追い出していたら、坂を上りきったところで力尽きていただろう。さすが百戦錬磨の鞍上といったところか。馬の方はまだまだ子どもだが、逆に底の知れない面白さがある。距離は融通が利くようだから、秋も楽しみである。

 ダイタクリーヴァは完全に距離の壁。オースミコンドルは力負け。カーネギーダイアンも距離が長かったかもしれない。
 3着のアタラクシアは良い脚を長く使ってよく頑張ったと思うが、これも本格化は古馬にな ってから。6着のジョウテンブレーヴも秋以降でないと太刀打ちできなかったようだが、3歳時に比べて今の能力を見ると、ちょっと今後の成長力には疑問。

 筆者の本業多忙につき更新が滞っていたが、やはりダービーは独特の雰囲気のある、特別なものである。例年素晴らしいレースが見られていることに、心から感謝したい。

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