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LastUpDate '00.10.20 by STGM-3rd

菊花賞

G1 京都 芝・3000m

アグネスフライト
ホワイトハピネス
エアシャカール
トーホウシデン
×ヒシマジェスティ

 金曜日に雨が降ったが土日は晴れる見込み。恐らく良馬場で行われるだろう。金曜日の雨の影響で、土曜日の競馬で芝も少しは荒れるだろうが、まだまだ例年に比べれば良い様子。
 ゴーステディとマイネルビンテージが逃げるだろうが、この2頭の先行力では道中スローで上がり勝負の競馬になることは避けられまい。
 毎度のことだが、菊花賞トライアルについては思うところがあるので、こちらを参照されたい。

 さて、1−2着のアグネスフライトとエアシャカールが抜きん出ていたダービーであったが、一夏越しても基本的な勢力図は変わらないようである。神戸新聞杯でこの2頭を破ったフサイチソニックならば覆すこともできたかもしれないが、故障により出走できないのでは仕方がない。
 この2頭では、春に比べてだいぶやる気が出てきた(?)アグネスフライトが人気の上でも上位である。前走はスローな流れだったとはいえ無理なく中団からの競馬を行えたし、追い出してからの反応の悪さも解消されつつあった。距離はたぶん保つという程度であろうが、今年もスローペースの瞬発力勝負が予想されるようでは、問題ないであろう。末脚は瞬発力を生かすタイプであるので、ジリジリ脚を使わされない展開は願ったり叶ったり。
 対してエアシャカールは、こちらの方が長距離適性が高く、本質的な能力比較では長距離戦に限ればアグネスフライトよりも上であろう。しかし、周知の通り追い出してから右へ右へと斜行する癖が直らない限り、そもそも全能力を出し切れない可能性がある。特に前走では、アグネスフライトが大好きなのかそれとも恨みを持っているのかは分からないが、ぐりぐりとこすらんばかりにもたれていき、鞍上はろくに追うことができなかった。実力的に軽視することはできないが、かといって重視するには危険な人気馬である。なので評価も中途半端なところに。

 そこでエアシャカールに代わって対抗に推す馬だが、これを選ぶのが難しい。セントライト記念は重馬場ということもあったがレースレベルがいまいちだったし、神戸新聞杯で4着以下の馬では3着までの馬と内容が雲泥の差であった。そこで、初心に戻って長距離特性の一番高いと思われる馬を選ぶことにした。
 ホワイトハピネスはタマモクロス−カーリアンのいかにもスタミナの有りそうな血統を持つ。さらに鞍上も陣営もスタミナがあることをしきりに強調しているのも評価したい。あとは好位から上手く立ち回れるかがポイント。鞍上が瞬発力勝負を打破できればなんとかなるか。

 トーホウシデンは追い切りの状態がだいぶ良かった模様。長く脚を使うタイプで勝負根性もあるようだ。小柄な馬だが、これがライスシャワーになるかステイゴールドとなるか。

 ジョウテンブレーヴは今までで最高の調子にあるよう。ダービー時点ではそもそも成長途上のため距離適正などはしっかり把握できなかったが、3000mはちょっと疑問。それよりセントライト記念で3歳時に比べて大して成長してないように思えたのが問題。資質は高いと思うし追ってからのしぶとさは長距離向きだが、ここは様子見にしたい。

 ヒシマジェスティだが、ジリっぽい馬が夏越えして瞬発力を増してきた場合、長距離戦で大駆けする可能性はある。ただ、横一線でヨーイドンとなればG1馬には敵わないだろう。前目で競馬をして早めにセーフティリードを奪えるかどうか。

 エリモブライアンは切れる脚がないし中距離の方が向いてそう。トップコマンダーはさらにズブく追って味がない馬。いっそのこと逃げるにしても気性が難しいし御しにくそう。

 とうとう20世紀最後のクラシック迎えることとなった。好勝負を期待する。

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