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LastUpDate '00.09.30 by STGM-3rd

スプリンターズ ステークス

G1 中山 芝・1200m

アグネスワールド
ブラックホーク
マイネルラヴ
ブロードアピール
×ビハインドザマスク

 中山の1200m戦は、スタートから4角まで下りでスピードがつきやすく、しかも最後に坂があるという、スピードも粘り強さも要求されるレースになる。
 仮柵が外されたが、本当に芝状態が良いのは最内から2頭分ほどで、あとは内から外へかけてだんだんと悪くなっていく。良馬場予定だけに、芝状態がそのまま馬場状態へ結びつく。内外の走路差が着順につながりやすいと思われるのには注意が必要。また、前半を33秒台で走れる逃げ馬が外枠に3頭揃い、近年のような狂乱ペースにはならないにしても、差しの決まる速い流れにはなりそう。

 アグネスワールドは国際G1を勝っているにも関わらず、国内G1は未勝利。今春の高松宮記念も、強い競馬をしながらブラックホークに交わされて2着止まり。ぜひともこのレースは勝ちたいところ。
 前走のジュライC(G1・イギリス)では好位差しの競馬で競り勝ったが、本来はこのような先行から差しに行く競馬の方が合う馬である。無理に道中にハナに拘ることなくマイペースで走れれば、このメンバーでも勝ち負けは必死であろう。2ヶ月半レース間隔が開いたのは歓迎できないが、この程度ならあまり割り引くこともなかろう。それよりも真ん中ほどの枠順となり、内側の枠にブラックホークくらいしか先行馬がいないため、自分の好きなように位置取れる利が大きい。

 相手には充実一途のブラックホークを。トライアルレースでは、最後の直線で致命的とも思える不利を被りながら凄い伸び脚を見せて2着を確保した。昨年のこのレースの回顧で述べたように、この馬は本質がスプリント戦向きではなく1400〜マイル向きだと思うが、これだけの安定感を見せられたら重い印を打たざるを得ない。というか、これだけスプリント戦で使われてきたら、さすがに1200mの流れに馬が順応しているだろう。
 さて、問題は最内枠となったことで、馬場のいい内側に馬群が集まりそうなので、前走のように差しにいくとまた勝負所で不利を受ける恐れがある。ある程度無理してでも前に行く必要があるが、そういうときに怖いのがこの鞍上のポカ。

 マイネルラヴも今回は調子がいい様子。休み明けの前走もぼちぼちといったデキと結果だったし、そろそろ一発を警戒しなければならないところ。あまり上がりが速くなると辛いが、そもそも全体の時計が速くならなさそうな今回なら、騎乗次第で目はある。伊達にタイキシャトルを差しきっていないところを見せてほしい。

 古豪マサラッキはこのような荒れ馬場は全然ダメ。同じく古豪スギノハヤカゼは怖い存在だが、荒れ馬場は今ひとつだし、内枠の差し馬なので今回は走路選択が難しい。キングヘイローは休み明けでは斟酌なしの無印。香港馬ベストオブザベストは強豪だが、さすがに7ヶ月もレース間隔が開いているのはどうか。

 ビハインドザマスクは素晴らしい切れ味と勝負根性を持っているが、どうも前走でピークが済んだ様子。その前走でもブラックホークに勝ったのは上手く「はまった」感が否めず、展開次第では逆の結果もあり得ただろう。G1のここでは連下までに。
 ブロードアピールも一時に比べれば夏場はだいぶ調子が落ちていたようだが、単に夏負けだっただけかもしれず、まるきり無視するわけにはいかない。他にこれといった相手もいないし、こちらも連下程度にはマークしておこう。

 実にカタイ予想になってしまったが、馬場の内外差が大きく影響すれば、多少荒れる結果になるかもしれない。そういった人馬の能力以外で勝敗が決するようなことにはなってほしくないのだが。

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