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LastUpDate '00.11.24 by STGM-3rd

ジャパン カップ

G1 東京 芝・2400m

テイエムオペラオー
メイショウドトウ
エアシャカール
ジョンズコール
×ファンタスティックライト
マチカネキンノホシ

 日曜日は晴れの予報が出ているので、良馬場で行われる様子。ただ、そんなに信頼できるほどではなく、ひょっとしたら一雨来るかも。先行馬に乏しくスローの上がり勝負になりそう。

 ジャパンカップの予想をするときに一番困るのは、外国招待馬の取捨である。欧州から参戦する馬が例年多いのだが、欧州の力型馬場と府中のスピード型馬場の違いは結構大きく、絶対と言われる欧州馬でもこのレースで惨敗することがある。そうと思えば伏兵と言われたドイツ馬が快勝することもあるから分からない。
 今回出走する中では、ゴールデンスネイクが硬い馬場に不向きなようで、ジョンズコールはそもそも時計の掛かる馬場の方がいい様子。この2頭は軽視していいだろう。ただ、ジョンズコール以外逃げそうな馬がいないので、展開を利せればこの馬も不気味な存在となる。押さえまで。

 その他では、馬込みを嫌う気質なのに最内枠になってしまったエラアシーナとムラッ気があるティンボロアは外す。フルーツオブラヴは、昨年のJCは脚の状態も良くなかったので度外視するとしても、そもそも超一流というだけの能力がないように見える。
 レーブドスカーは堅実に脚を使う小柄な牝馬で、これだけ聞くとダンスパートナーを思い出す。ただこの馬もずっと使い詰めの上に初の超長距離輸送された上での競馬なので、そもそもの消耗が心配である。
 ファンタスティックライトは、今年の"Kジョージ&Qエリザベス"でモンジューの2着となるなど、実績では招待馬の中の主格となる。しかし、モンジューの2着といっても、相手が馬なりで子供扱いされた上での2着ではあまり威張れない。ゴドルフィンの馬というのが一番気に掛かるが、ずっと使い詰めでもあるし、ここは軽視して5番手評価。

 招待馬に超一流馬が出ない以上、日本馬にもいろいろと目が出てくるが、本命はたとえカラニシが出ていようとテイエムオペラオーに。本年に入っての充実ぶりは目を見張るばかりで、東京の2400mも広くなる分走りやすいだろう。スローな流れとなるので、鞍上が妙な色気を出して早仕掛けするのが一番怖いが、この馬自身に自在性がかなりついてきたので、少しくらいのミスは許容できるだろう。

 4歳馬のエアシャカールとアグネスフライトだが、どちらも追い切りの様子が今ひとつだったようだ。
 エアシャカールは動き自体はいいが、相変わらず右へ刺さる。アグネスフライトはガンガン調教を積んできたが、それで逆に脚の具合が良くないと言われる。
 結論だが、状態がよく分からない上に前走で王様競馬を試みるという大失態を犯したアグネスフライトを今回は軽視し、タフなエアシャカールを3番手に推す。エアシャカールはやはり外へ縒れるのが一番心配なのだが、道中でうまく大外へ持ち出していれば、他の馬に迷惑をかけることなくガンガン追える。右回りの前走で最内に入って成功した例を、左回りのここにも応用してくれることを鞍上に期待する。

 とことん堅実なメイショウドトウは距離が最大の課題とされる。確かにベストは2000m前後1ハロンだが、実は京都の2400mと東京の2300mで結構いい時計を出している。その東京メトロポリタンSのタイムで、追加100mに6秒掛かったとしても2分24秒5と、例年の勝ち時計と比べても遜色はない。しかも今回はすんなり先行できそうで、極端に入れ込まなければ展開の利を生かして粘り込むことも考えられる。超一流馬ではないと天皇賞の回顧で書いたが、他の馬達に不安があるのなら十分対抗できる。

 マチカネキンノホシは馬込みだとダメなタイプらしいが、片方がラチだとなんとか落ち着けるらしい。今回の2枠なら最内に張り付くことは可能で、それで集中力が途切れなければ少しは期待できる。穴なら馬。

 ステイゴールドは混戦になれば、台頭して全くおかしくない馬だが、スローの決め手勝負は辛い。シルクプリマドンナは、距離はいいが、相手がさすがに揃いすぎた。イーグルカフェは前走の内容ならひょっとしたらひょっとするが、それでも2400mは距離が長すぎる。ダイワテキサスは、以前にも述べたがピークを過ぎており、期待するのは酷というもの。

 実は、ジャパンカップは14年間連続して1番人気の勝利がない。連対率も高くない。天皇賞で終わらせたジンクスは、まだこんなところに息づいているのである。ちなみにこの前勝利した1番人気の馬は、あのシンボリルドルフである。テイエムオペラオーなら、皇帝の記録を受け継いでくれることを信じる。

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