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LastUpDate '00.4.28 by STGM-3rd

天皇賞(春)

G1 京都 芝・3200m

テイエムオペラオー
ナリタトップロード
ラスカルスズカ
×ステイゴールド

 平日に雨が降ったものの、土曜日は晴天に恵まれるようで、日曜日も天候は下り坂にはなるもののレースが終わるまでは雨にならないようだ。従って、パンパンの良馬場で行われそうである。ただ、2ヶ月前の京都記念の時点でかなり芝状態が悪く、それがどこまで回復しているかには注意が必要である。内ラチ沿いを走る馬には不利かもしれない。

 出走メンバーの内、テイエムオペラオー・ナリタトップロード・ラスカルスズカの3頭の実力が飛び抜けており、他の追随は許さない。唯一可能性があるとすれば、この3頭にアクシデントがあったときに連下としてステイゴールドが入るという程度。トキオアクセル・レオリュウホウ・タマモイナズマの3頭が積極的に先行・逃げを打つとコメントしているが、残念ながら、彼らではいくらノーマークの逃げを打っても逃げ切れるだけの実力を備えていない。

 上位3頭の中では、阪神大章典完勝のテイエムオペラオーがさらに抜きん出ていると言わざるを得ない。死角があるとすれば、昨秋から使い詰めのために目に見えない疲労が蓄積しているかもしれないということと、仕掛けどころのみが難しい馬だけに鞍上が判断を間違えれば足下をすくわれるかもしれないというくらい。しかし、それを覆い隠すほどに、この馬のトップスピードとスタミナは高い。

 ラスカルスズカとナリタトップロードだが、前走までの気配を見てみると、ラスカルスズカの方がスケールが大きいと判断されてやむを得ない。しかし、ラスカルスズカは経験も浅く馬体の充実もこれからの馬である。同馬の今後を考えると、2着はあっても勝って天狗にはなってほしくないところ。ここは、昨年度の修羅場をくぐり抜けてきたナリタトップロードの雪辱を期待し、この評価とする。

 さて、純粋に能力分析をしてみよう。まず、両馬とも重馬場は不得手の方で、凸凹馬場も苦手なようだ。また、ナリタトップロードは2000mがベストで、好位差しの位置取りから早めスパートが合うタイプ。ラスカルスズカは2400mがベストで、典型的な差し馬のレースが合うタイプと見た。両馬ともセンスが良く距離的性に幅があるが、3200mは少し長すぎる。また、仕掛けどころは(ペースにもよるが)、ナリタトップロードは4角手前から早めに先頭を捕まえにいき、ラスカルスズカはテイエムオペラオーが動くのを見てから急襲するのが良さそうである。ただ、ナリタトップロードの方は陣営側が「早めに動く」とコメントしているのに対し、ラスカルスズカの方はちょっと鞍上の考えが読めない。この辺りの、テイエムオペラオーも含めた各馬がどう動くかは、非常に楽しみである。

 菊花賞と阪神大章典のリプレイのようなメンバーの集まった今年の天皇賞であるが、レースの方は一工夫二工夫をこらした芸のあるものを観たいものだ。

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